ブログの更新が遅れました。申し訳ありません。


本日は、法隆寺についてのレクチャー。
配布物:A3プリント2枚。


まずは法隆寺をみる。みるみる。
伽藍配置から金堂を見、伊東忠太法隆寺建築論など。
そして五重塔。全体としての逓減はなんともバランスが良いが、さてディテールはどうか。
ここで渡辺保忠先生の論文を。
そこには、原始末期と古代との間には、さしたる技術の隔たりはなく、生産技術としてはほぼ同等レベルであることが断言されていた。


では法隆寺法隆寺たらしめたのは何か?
建築の可能性そのものである「彼」は、いまの時代どれだけいるだろうか。
いまや建築の可能性は、情報とテクノロジーに代わられてしまったのかもしれない。
などと思いながら、やはり法隆寺の美的センスは抜群だ、と確認した。


次回は、古谷先生と中谷先生、そして学生のみなさんとのディスカッションを行います。
ふるってご参加を。