第10回

配布物:課題論考 両面印刷4枚(A3)
    課題説明 1枚(A4)
    講演会告知 1枚(A4)

期末課題の説明とブルネレスキのショートレクチャーを行ない、早めに終了。

**期末課題 レポート:建築に何ができるか*****
以下の説明と課題論考を読み、
万人に主張しうるだけの建築の可能性を一つ発見し、それについてさらに論じなさい。

●説明
端的に建築とは何か。でもその前に明らかにしておかなければならないのは、建築に何ができるのかということである。
イタリア・ルネッサンスは、建築家フィリッポ・ブルネレスキ(1377-1446)から始まったといわれている。
彼がなしたことが、どのような広がりと根底的な革新をもたらすものであったか。
課題論考を読み、そこから現在にも通用しうる建築にできることとは一体何で、何ができるのかを具体的な例を用いて紹介、考察しなさい。

●課題論考
岡崎乾二郎「転倒する人文主義」『ルネッサンス 経験の条件』筑摩書房2001年に所収

●要求するレポート仕様
・4000字を越えないこと。A4サイズ。
・本文以外に表紙をつけ、提出にたえうる体裁を整えること。
・図版を挿入すること。
・読みやすい字、絵、レイアウトを心がけること。(物体としての美しさも考慮します)
・必ずホッチキスなどにて止めること(バラは審査しない)。

●提出期限
2007年8月7日(火曜日)午後5時締め切り。それ以前の受付も行う。
*成績判定に間に合うぎりぎりの日程なので、決して遅れないようにすること。

●提出場所
提出方式は中谷研究室(55N-8F-9)のポストに直接投函すること。

課題論考の著者である岡崎乾二郎先生の公開講義があります。
レポート作成に関連してくると思われますので、ご参加下さい。
画像をクリックすると大きな画像が出てきます。

7/12の最後の授業は「様式」についてです。
まだ課題論考などを受け取っていない人は、その時受け取って下さい。
同じく世界建築史ゲームのレポートも再度返却しますので、必ず持ち帰って下さい。

TA山田