第一回

今日の授業=====================================================

【タイトル】

ガイダンス

【配布物】

授業プリントA1 1枚

【内容】
歴史への参画の仕方を学ぶ。
歴史とは少なくとも二つ以上の事象の間に発生する想像的な時空のことである。だからそこには具体的な事物が存在していなければならないし、と同時にそれを見る人間がいなくては存在しない。そして歴史とは何よりもまず人間生活を成り立たせている「時間」を、調律するものだといえよう。
このように歴史を考えた時、私たちは過去にあったもの、今あるもの、今作られているもの、ここにあるもの、あそこにあるもの、あるかもしれないもの、そんな様々なものに思いをめぐらせ、そこに介入し、自らが歴史に参画することができるのである。
本講義ではその参画の方法を、古今東西、有名無名を問わず提示し、それについて論じ、未来のための指針となりうるような情報を与えたい。