第11回

配布物:A3)2枚
内容:「様式」とは
他者を認識しそれを比較する時、隠れた共通の基準が生成される。
例えば固有である他者の文字も、共通の基準により普遍な文字になる。
その基準が「様式」であり、多様性を認める(寛容さ)ことで成立する。
ルネッサンスは昔(ギリシャ・ローマ)を再現可能にし、再現されたものは普遍なものとなり、様式にされる。
しかし時間は不可逆であり、昔を再現した様式とは“歴史的”でいて、実は歴史を抜け出て無時間的形式として抽出さる。
配布物の具体的な様式の運動(18世紀〜20世紀)は自主勉強に委ねる。
ルネッサンス以降現在に至るまでの建築は後期「近代建築史」にて。

最後の講義ということでアンケート実施。
板書とマイクの指摘が多かった。
勿論改善するが、前に座れば読みやすいし聴きやすい。

期末レポートの課題論考を受け取ってない人は研究室(55N-8F-9)まで。


TA山田