テーマ:『セヴェラルネスー事物連鎖と人間』第四章「ピラネージ、都市の人間」

参考資料:ピラネージ『カンプス・マルティウス』

配布物:プリント二枚


これまでの計三回の授業と違うのは、授業の冒頭から質問を受け付けた点。
そこで質問としてK君から「本文に登場する「マジックメモ」の意味するところは何か?」という質問が上がる。
この質問に対して、フロイトの「意識」/「抑圧された意識」(無意識)/忘れられた「意識」
の三層構造とマジックメモの関係が説明される。
またそこから、「エッチング」が溝の奥底のインク(=無意識)を逆転的に表出させる道具であることが
マジックメモとの違いとして説明される。

授業の後半は、「先行形態論」より、カンプス・マルティウスと同様の都市形成が大阪に見られる事例を見る。

TA儀部