第七回
【タイトル】
西方教会と東方教会 西洋の主要な宗教であるキリスト教が建築に与えた主要な特徴について、キリスト教建築の2大平面型発生の構造分析
【配布物】
・前回と共通
【内容】
・ローマ帝国による植民都市づくり=弱い技術の実際
・集中式とバシリカ式
・集中式…アーチ・ドーム式…幾何学的空間…東ローマ帝国…イスラム文化圏へ引き継がれる。
・バシリカ式…柱梁式…小規模な木造小屋から発生…西ローマ帝国、ヨーロッパでの原型。
ヨーロッパのキリスト教会の標準となる。
キリスト教が迫害されていた頃の建築形式=粗末な木造小屋、納屋が発生の源と言われている。柱梁式構造のため、規模に限界があり、日本建築
に似た母屋−庇空間で空間が構成されている。
【次回】
次回「映画上映 『薔薇の名前』ジャン・ジャック・アノー監督」
です。