第7回

【タイトル】

ローマ建築と都市2
西方教会東方教会


【配布物】

A3プリント 2枚(第6回配布のもの)

【内容】
 前回に引き続き、ローマ建築の授業。
 
 ・ローマそのものと、ローマ植民都市の違い。
  
  ローマは意外にも、様々な要素が混濁して秩序のない都市。
  ドームは異なる要素をつなぎ止める関節のような存在でもあった。
  
  対して、植民都市は、その発生段階(兵士のキャンプ)のイメージにもあるように
  秩序だったグリッドの上に成り立っていた。

  
  推薦図書:『都市  ローマ人はどのように都市をつくったか』
        デビッド・マコーレイ 西川 幸治 訳 岩波書店 1980年4月14日


 ・2つの境界平面 集中式とバシリカ

  ドームと柱梁構造。
  バシリカ式の規模制限。ドームは”理論的”には制限無し。

 
【次回】
・映画上映(2回に分けて上映予定)

 監督「薔薇の名前ウンベルト・エーコ原作 ジャン=ジャック・アノー監督

・ロマネスク概説